ホットクックに嫉妬ロック

日常

ホットクックさんにご飯を作ってもらった。

 先日、我が家にホットクックさんが来た。新居への引っ越し祝いで貰った。ホットクックさんはすごい。食材を入れて、ポンとボタンを押すだけで、全自動で調理してくれる。未来がすぐそこに来ている。

 本日は肉じゃがを作ってもらった。まずは、ジャガイモの皮を剥いて、ちょうど良い大きさに切る。次に玉ねぎ、ニンジンと次々皮を剥いて、切る。牛肉も一口大に切る。切った材料をホットクックさんに放り込む。調味料を計り入れ、蓋をし、調理開始のボタンを押す。これで30分後にはホックホクの肉じゃがの完成である。

 あれ、ほとんど私が作っていないか。

 食材の買い出しに出かけ、下ごしらえをし、調味料で味を整える。ほとんど私がやっている。なんなら調理後のホットクックさんを洗うのも私だ。ホットクックさんに美味しいところをとられている気がする。

 サッカーでいえば、私が相手チームのボールを奪い、華麗なドリブルでゴール前まで行き、そこでホットクックさんにパスを出す。ホットクックさんがスマートにシュートを決める。私はホットクックさんを褒め称え、タオルで汗なんかを拭いてあげる。美味しいところを取られていないか。

 仕方がない。私はホットクックさんのように上手に煮込むことができない。あんなにホックホクなジャガイモを作ることはできない。私にシュートは決められないのだから仕方がないのだ。劣等感が湧く。

 だが逆に、ホットクックさんは野菜を切ることができない。調味料を測ることもできないし、洗い物もできない。ただその場で食材達を加熱することしかできないのだ。ホットクックさんにできないことを私がやり、私ができないことをホットクックさんにやってもらう。劣等感は必要はない。お互いの長所で短所を補い合えば良いのだ。

 肉じゃがはとてもおいしかった。ホットクックさんありがとう。

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