あけおめ、ことよろ、よろよろ、ふらふら

日常

仕事が始まった。

 1週間前に仕事を納めたと思ったら、もうまた始めている。右手の人差し指を天高く上げ、「いや納めるんじゃなかったんかーい!!」ズコーッ!という平成初期のギャグ漫画のような、古臭いツッコミを入れたくなる。始まってしまった。

 仕事始めは憂鬱だ。すっかりダラけてしまった生活リズムを整え、仕事というストレスフルな作業に取り組まなければならない。からではない。挨拶だ。新年の挨拶がなんとも憂鬱なのである。

 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

 長い。尺が長い。いつもより尺が長い挨拶をするのが苦痛だ。タイミングが図りづらい。いつも通り「はよーざいまーす」くらいの軽くて薄い挨拶が良い。

 そもそもルールがわからない。「おはようございます」は言った方が良いのだろうか。「あけましておめでとうございます」はそれだけで挨拶として独立してはいる。「おはようございます。明けましておめでとうございます」ではくどいような気がする。

 かといって、いきなり「明けましておめでとうございます」と言うのも、間合いが取りづらい。ジャブを打たずにいきなりストレートをぶち込むような難しさがある。そうすると「おはようございます。あっ、明けましておめでとうございます。」くらいがちょうど良い。が、尺が長い。

 その後も問題だ。「あけましておめでとうございます。」を言った後、続けて「今年もよろしくお願いします」と言っていいのだろうか。それとも、相手の「あけましておめでとうございます」を待った方がいいのだろうか。

 相手が「あけましておめでとうございます」と言ってくる前提で間を空けるのもなんだか気恥ずかしいが、こちらの「今年もよろしくお願いします」が相手の「あけましておめでとうございます」に被ってしまうのもなんだかなぁと言う感じだ。

 結局、相手との波長をうまく合わせて挨拶をしなければならない。ということになる。そのことが苦痛だ。私はいつも通り、普通の挨拶で済ませたい。

 そもそも、「明けましておめでとうございます」は必要だろうか。無事に年が明けたのは確かにめでたい。めでたいけれど、職場の人とそれを共有するような間柄でもない。私にとっては、パズドラ10周年もかなりめでたいが、職場の人と共有しようとは思わない。

 「今年もよろしくお願いします」は必要な文言だとは思うが、タイミングは今だろうか。会社は年度単位で動いているのだから、年度の頭に言う方が効率が良いのではないか。

 挨拶や礼儀、マナーの話で効率のことを言い出したらもう店じまいである。

 そんなわけで、今日は定時帰りをしたのにクタクタのヨロヨロに疲れてしまった。明日からはまた平常運転である。仕事自体は楽しいので、今年もまた頑張っていきたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました