きっとうまくいく

日常

ナンのおかわりがしたい

 インド人(ネパール人?)が経営している本格派のカレー屋が好きだ。焼きたてのナンが最高に美味しい。しかも、ナンのおかわりが無料なところが多い。嬉しい。ご飯のおかわり無料よりも何故かグレイトフルな印象を受ける。同じ炭水化物なのに。

 注文をすると焼きたてほやほやのナンが出てくる。良い香りだ。外はパリッとしてて、中はもっちり。程よい甘みとバターの香り。熱々のナンの美味いこと。絶対におかわりをしよう、そう心に誓う。

 ところがこのナン、一枚がとても大きい。半分くらい食べたあたりで、おかわりへの葛藤が生じはじめる。一枚食べ切ると、7割くらいの満腹感。カレーは余っているし、もう少し食べられるような気がする。が、もう一枚は多い。絶妙なボリュームである。

 心はいつも臆病だ。どうしてもおかわりに挑戦する勇気が湧かない。踏ん切りがつかず、迷っている間に満腹中枢が白旗を上げる。今日もおかわり出来ず店を出る。

 何事もそうだ。行けるか行けないか迷っている間にチャンスは通り過ぎる。リスクを取るか取らないか、迷えば迷うほど保守的になる。行くと決めたらなるべく早く、迷わない。それが大切だ、と思う。

 真面目ぶって書いたが、所詮ナンの話だ。なんてことはない。

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